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むせ返るような芳香、甘い蜜。蝶のような優雅さで。 そのカラダに鋭い棘を隠して。
はじめに

ようこそ、偽アカシアへ。
こちらは私、朝斗の今までの作品展示室となっております。

過去作品から随時追加予定です。
同じものを掲載していますが、若干の推敲をしている場合もあります。
詳しくは『はじめに』をご一読ください。
2008.5.6 Asato.S
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波の合間で歌を歌おう
貴方を想う愛の歌
 
二人の出会いはまるで嵐
雷のような光と衝撃
 
空回りなんて笑わないで
 
声が出なくなったとしても
気付いて貰えなかったとしても

この想いは 心は
泡になんてならないわ
貴方を幸せにするのは私
 
その隣に居られるのなら
二本の足で大地に立とう



*Den Lille Havfrue…人魚姫
童話シリーズ第5段。

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夜の帳が下りる頃
黄色の月が空を滑る
 
私は歩く 小さな灯を携えて
一寸先も照らせない その幽かな光を
 
やっと見つけた闇の中
その鳥が青くなくとも
 
暗くても決して淋しくは無く
足取りは弱くとも心だけは見失わず
 
静かな森の中
迷うことは怖れない
視界は澄んで
いつしか 空は白み来る
 
 
その瞬間
私の鳥は希望の色を纏うだろう
 
この森のどこかで
この深い森のどこかで


たとえ最後まで
掴まえることが出来なくても




*L'oiseau Bleu…青い鳥

手に入れられないままの青い鳥。

「皆さんの中でどなたかあの鳥を見つけたら、どうぞ僕達に返してください。
僕達が幸福に暮らすために、いつか、あの鳥が必要になるでしょうから。」

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ある春の日 突然出会った
私の家をふらりと訪れて

私の写真を見てくれた
「綺麗だね」と、「ありがとう」と。

それからも顔を覗かせては
ぽつりぽつりとお喋りをした
言葉は数や量じゃない
心なのだと思いながら


あれからどれほど経ったろう
いつしか
あなたは見えなくなってしまった


もう淋しさから解放されたのかしら?

それとも何か幻滅させてしまったかしら

私なんかで役に立てたのかしら

私の言葉は栄養になれたのかしら


「ありがとう」と言いたいのは私のほうなのに

もし ちょっとでも
何かあたたかいものを渡せていたのならいいな

道で擦れ違っているかもしれない
今もどこかで見てくれているのかもしれない

だから

私はここで私のまま立っている
あなたの面影を見失わないように


いなくなってしまったあなたへ




この広い電脳世界で
あなたは今も どこかを歩いていますか?
From 2006 04,12

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Welcome
冬に包まれる季節。
詳しくはFirstを参照ください。
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