むせ返るような芳香、甘い蜜。蝶のような優雅さで。 そのカラダに鋭い棘を隠して。
はじめに
ようこそ、偽アカシアへ。
こちらは私、朝斗の今までの作品展示室となっております。
過去作品から随時追加予定です。
同じものを掲載していますが、若干の推敲をしている場合もあります。
詳しくは『はじめに』をご一読ください。
2008.5.6 Asato.S
浅く続いていた夢を途切れさせたのは
あまりにも短い一言だった
ぼんやりした言葉に頭をゆらしながら
私は冷静にも階段を降りていった
声を頼りにたどりついた先に
のぼるのは一筋の煙
新しく出来た小さな丘の上に
ぱらぱらと命を繋いでいた花をまいた
――なんとなく予感がしていたんだ
涙を流す少女の後ろで そっと目をとじる
指先には 今も撫でたときの感触が残っているのに
もう その暖かさを確かめることはないんだね
しゃがみこんだ彼女をおいて
私は来た道を戻る
裸足にとどく濡れた感覚と
見渡した中にとびこんできた オレンジの花
さぁ帰ろう
青と白の嶋に身を包もう
そして君をおくるための言葉をつづろう
もう耳を澄ましても 君の声はしないけれど
(私は鈍いから
それに気づいて泣くのは まだずっと後かもしれないけれど)
だから今はせめて
こうして心穏やかに
君が居たはずの生きたはずの
小さな世界に想いを馳せていたいんだ
あまりにも短い一言だった
ぼんやりした言葉に頭をゆらしながら
私は冷静にも階段を降りていった
声を頼りにたどりついた先に
のぼるのは一筋の煙
新しく出来た小さな丘の上に
ぱらぱらと命を繋いでいた花をまいた
――なんとなく予感がしていたんだ
涙を流す少女の後ろで そっと目をとじる
指先には 今も撫でたときの感触が残っているのに
もう その暖かさを確かめることはないんだね
しゃがみこんだ彼女をおいて
私は来た道を戻る
裸足にとどく濡れた感覚と
見渡した中にとびこんできた オレンジの花
さぁ帰ろう
青と白の嶋に身を包もう
そして君をおくるための言葉をつづろう
もう耳を澄ましても 君の声はしないけれど
(私は鈍いから
それに気づいて泣くのは まだずっと後かもしれないけれど)
だから今はせめて
こうして心穏やかに
君が居たはずの生きたはずの
小さな世界に想いを馳せていたいんだ
In the sky after the rain.
大好きだったあの子へ、餞の言葉を。
大好きだったあの子へ、餞の言葉を。
机上で描かれる論理
からめとられる言葉は
張り巡らされた蜘蛛の巣の様に
全ては絵空事
そらで揺らめく虹色
この場所こそが幻想
創られた物語
繰られた思い出
オーロラのようにゆらめいて
だけど確かにこの手にあって
からめとられる言葉は
張り巡らされた蜘蛛の巣の様に
全ては絵空事
そらで揺らめく虹色
この場所こそが幻想
創られた物語
繰られた思い出
オーロラのようにゆらめいて
だけど確かにこの手にあって
Welcome
冬に包まれる季節。
詳しくはFirstを参照ください。
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