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むせ返るような芳香、甘い蜜。蝶のような優雅さで。 そのカラダに鋭い棘を隠して。
はじめに

ようこそ、偽アカシアへ。
こちらは私、朝斗の今までの作品展示室となっております。

過去作品から随時追加予定です。
同じものを掲載していますが、若干の推敲をしている場合もあります。
詳しくは『はじめに』をご一読ください。
2008.5.6 Asato.S
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たまには裏話的なことも書いてみましょうか。
 
「瑠璃色の金平糖」

もともとは本家でのお題企画参加作品でございます。
実を言うと少しだけ、修正をしているのですが気付いていただけたでしょうか?

 
以下、ネタバレ含みますので格納式にさせていただきます。
* * *

更新にあたって、本家あとがきも読み直してみました。
どうやら私はこの作品を、課題そっちのけで取り組んだようです。
 

物語の設定的には大正浪漫なイメージ(実際は明治終期)で作りました。
分かり辛くて申し訳ありません。

当時の自分にはめずらしい?非ファンタジー系です。
(『物語』というカテゴリの全てが『ファンタジー』となるのなら話は別ですが)
 
お題小説だったので、金平糖から大正浪漫を連想し、和菓子屋を連想し。
大正浪漫なら報われない恋だろう、と。
小さな矛盾が、もしやあるかもしれませんが、そこ物語ということでご容赦下さい。
 
ヒロイン・瑠璃の家は、没落貴族…とは行かずともそれなりのお金持ちです。
それゆえに彼女知らないところでずっと婚約の話は進んでいた感じで。
 
それを清一は幼い頃に聞いてしまった。だから『自分はお兄さんで居続けよう』と心に誓った、という設定です。
 
清一。当時の自分の熱の入り様が伝わってきます。
『服装は絶対“書生さん”だから!中にワイシャツ上に着物袴だから!』
と熱弁を振るっております。
 
最後のシーンでも、どーしても外套を羽織らせたくて、わざわざ季節を晩秋にしたり。
 
対して瑠璃は洋風ワンピースのイメージです。
『婚約者のお家からプレゼントされてたんだ、きっと。
外国産マグなんかも貰いものだ、きっと。
なのに清一と使うんだ!』
 
最後に清一側の設定を軽く。

彼は元々身体が弱いので、それが改善するまではマトモにお家を継げない。そのうちに瑠璃はお年頃になってしまったので、彼を待っていることも叶わず、清一は清一で引き止められず。
でも、清一の身体が丈夫だったら、後々戦争に出なきゃいけなくなる…

そんな葛藤が秘められていたり。
そんな裏設定が、少しでも伝わってれば良いなと思いながら、今回は筆をおこうと思います。


ご清聴ありがとうございました。
それではまた他の作品でお会いしましょう。

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