後書：やがて来る夏と

『潮追風』

夏先取りの作品。
同時に御題小説でもありました。

今回はあえて場面を動かさないことを目標にしました。

ずっと砂浜に座ってお喋りをする二人。

場所が動かないとなると仕草を細やかにしなければいけないですね。

『俺』と夕梨亜。どこか似たもの同士の二人。

恋人と言うよりは腐れ縁の強い幼馴染みといった感じにしてみました。
そういうのが好きなもので。

後書：天使と言う名の

エレベーター三部作の、第二作目。
Answer for meが三作目なのですが、掲載順をなんとなく入れかえてみました。

気高い少女と、年重ねた執事の取り合わせが好みだという話です。
敢えてお嬢様と呼ばせないのもそのため。
なんせ彼女は『主人』なのですから。

執事の名前は天使っぽい名前を選んでつけて見ました。

それにしてもカタカナの名前って難しい。

後書：答えと、罰

Answer for me

 

エレベーター三部作の、第三作目です。
結構ノリノリで書いた、暗い内容の短編。

主人公の心情と裏腹に、絶望的な未来。けれど彼の心は閉ざされた希望に満ちていて。
そいういことを描くのが好きです。


別に、自身が常にこんな精神状態ってわけじゃないですよ。